高野山は、真言密教の宗祖である弘法大師空海が開いた聖地として知られ、現在も110を越える寺社が山中に点在しています。 高野山は、空海が開山してから後は男山と呼ばれ、女人禁制の修行の地とされていました。
当時に名残として、今でも「女人堂」という建物があります。 女性が入れるのは此処まで、という意味がありました。 高野山のその方針は男尊女卑だ、という現代人もいます。
ですが、厳しい修行を積む修行僧にとっては、女性が近くにいる事で生じる、様々な甘えや欲望を起こさせないための当然の措置だったとも思えます。 高野山全体を真言宗の総本山と位置づけた空海は、金剛峯寺を宗教活動の拠点としました。
高野山を中心に広められたこの仏教は、日本古来から伝承されてきた、自然崇拝の神道と融合し、高野山、吉野山、熊野を含めた紀伊山地に根付いた独特な山岳信仰を形成していきました。
高野山には、「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として世界遺産に登録されている箇所が幾つかあります。 「高野山町石道」もその1つとして、多くの参詣者が訪れています。
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